大日如来像
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大日如来像の後は・・・仏像の身長と測定方法
仏像には、大日如来像、千手観音菩薩像、不動明王像、毘沙門天、などなど色々種類のものがありますが、その大きさも様々ですよね。
そんな仏像の大きさのお話。
仏像は、元々はお釈迦様をモデルにつくられています。
ですから、その大きさもお釈迦様をモデルにつくる、といきたいところなのですが、お釈迦様の身長は約4.8メートル（1丈６尺）あったと伝えられています。
偉大なるお釈迦さまへの敬意のためから、このような大きい身長で伝えられたのかもしれませんが、お釈迦さまをモデルとしてちゃんと作るとなると4.8メートルの仏像を作ることになります。
ただ、4.8メートルは結構な大きさですよね。このような大きさの仏像ばかりつくってはとても大変なことになってしまいますよね。お金もかかるし手間もかかるし、設置する場所もとても広いスペースが必要になってしまいます。
ですから仏像を作るときは、お釈迦様の身長の半分や、さらにその半分にするなどして、小さい仏像を作成されるようになりました。
人間の身長と同じぐらいにして作られた仏像もあるようです。
つまり、「仏像の身長は、お釈迦様の身長を基準に作られた」というのが原則のようです。
ちなみに、「大仏」と呼ばれる仏像は、お釈迦様の身長以上の大きな仏像のことをいうようです。
そして、仏像の身長の測り方というのもあるんです。
仏像はその種類によって色々な髪型をしていたり、王冠を被っていたり、台座にのっていたりするので、普通に測っては仏像自体の大きさを比べることが難しいですよね。
ですから、仏像は地面から髪の毛のおでこの生え際で測るようにします。そうすれば、どんな髪型をしていたり、王冠などの装飾があったりしても、仏像すべての高さを比べることができます。
